コンサート情報

ギンザ・ブックカフェ・コンサート Vol.3
堀江敏幸×大萩康司 「ギターと本のある風景」

2017年1月28日(土)

2017年429日(土・祝) 14:00開演

全席指定 3,500

堀江敏幸(作家)
大萩康司(ギター)
浦久俊彦(司会)

音楽に造詣が深い作家が、気鋭の演奏家とともに愛する音楽の世界をご案内するギンザ・ブックカフェ・コンサート。第3回は、言葉を慈しむ作家、堀江敏幸が音色を愛しむギタリスト、大萩康司と優しいティータイムをお贈りします。


クラシック・ギターは、ひとつの生きものです。弾き手が背後から抱き込むような姿勢で弦をつま弾いた瞬間、音があのまるい響孔からではなく、楽器と化した身体から聞こえてくるのです。音を吸い、音を吐き出す、人体という特別な装置と一体化するギターの音には、どんな音量でも命の影が宿ると言ってもいいでしょう。その音を、音楽を、みなさんとともに、全身で受け止めたいと思います。

――堀江敏幸

プログラム

第1部:トーク・ステージ
「堀江敏幸が語る~本のある風景」

第2部:コンサート・ステージ
「堀江敏幸が選ぶ~ギターと本のある風景」
 バッハ:「リュート組曲」BWV995
 フェルナンド・ソル:「モーツァルト『魔笛』による主題と変奏曲」
 武満 徹:「すべては薄明のなかで」(Ⅰ、Ⅳ)
 イルマル:「バーデン・ジャズ組曲」(シンプリシタス&ロンド・ア・ラ・サンバ)

第3部:クロストーク

プロフィール

堀江敏幸(作家)

1964年、岐阜県生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業、東京大学大学院人文社科学研究科博士課程中退。フランス政府給費留学生として、パリ第3大学に留学。現在、早稲田大学文学学術院教授。95年『郊外へ』で作家デビュー。99年『おぱらばん』で三島賞。2001年『熊の敷石』で芥川賞。03年「スタンス・ドット」で川端賞。04年『雪沼とその周辺』で谷崎賞、木山捷平賞。06年『河岸忘日抄』で読売文学賞小説賞、10年『正弦曲線』で同賞随筆・紀行賞。16年『その姿の消し方』で第69回野間文芸賞。


大萩康司(ギター)

宮崎生まれ。高校卒業と共に渡仏し、パリのエコール・ノルマルに入学。翌年パリ国立高等音楽院に第1位で入学。ハバナ国際ギターコンクール第2位、合わせて審査員特別賞レオ・ブローウェル賞を受賞。その後4年間キジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最終ディプロマを取得。日本国内での精力的な活動に加え、フランス、イタリア、スイス、ベルギー、アメリカ、キューバ、コロンビア、韓国など世界各地に活躍の幅を広げ、各地で熱狂的な支持を得ている。第6回ホテルオークラ賞、第18回出光音楽賞受賞。


浦久俊彦(司会)

作家、文化芸術プロデューサー。パリで音楽学、歴史社会学、哲学を学ぶ。フランスを拠点に音楽を中心に、幅広く文化芸術プロデューサーとして活躍。帰国後、三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターを経て、浦久俊彦事務所を設立。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事、公益財団法人日仏会館文化事業委員として、日本とヨーロッパの文化芸術交流にも力を注いでいる。著書に『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』(新潮社)、『138億年の音楽史』(講談社)がある。

公式ホームページ:http://www.urahisa.com