コンサート情報

王子ホール ニューイヤー・スペシャルコンサート

MAROワールド Vol.30 by 篠崎“まろ”史紀
“シャトー・ド・マロへの招待状” 

完売
2016年9月24日(土)

2017年
18日(日) 15:00開演
19日(月・祝) 15:00開演

全席指定 各日8,000円

篠崎史紀、小林壱成(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
桑田 歩(チェロ)
西山真二(コントラバス)
竹山 愛(フルート)
松本健司(クラリネット)
植松 透、篠崎史門(パーカッション)
山田武彦、浦壁信二(ピアノ)
久世星佳(語り)
田尾下 哲(演出)、長屋晃一(台本)

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれているN響コンサートマスター、篠崎史紀と創る音楽の社交場、“MAROワールド”。毎回ひとりの作曲家をテーマにして“まろ”が楽しいひとときをおおくりするシリーズが、お陰さまで30回を迎えます。今回は、フランスの作曲家プーランクが作曲した劇作家ジャン・アヌイの戯曲『城への招待』の付随音楽とサン=サーンスの「動物の謝肉祭」の豪華2本立て。30回記念とニューイヤーに相応しい華やいだ“シャトー・ド・マロ”で、ファンタジーに溢れた初夢を見ませんか?

プログラム

プーランク:城への招待(ジャン・アヌイ原作「城への招待」付随音楽)
サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」

プロフィール

篠崎史紀(ヴァイオリン)

愛称 "まろ"。NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。14年、N響入団以来、コンサートマスターとして長年にわたり活躍し同団の声価を高めた貢献に対し、第34回有馬賞を受賞した。

小林壱成(ヴァイオリン)

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学在学中。第63回全日本学生音楽コンクール全国大会第2位、ザルツブルク・モーツァルト国際室内楽コンクール2014第2位、第84回日本音楽コンクール第3位他上位入賞多数。

鈴木康浩(ヴィオラ)

5歳よりヴァイオリンを始め、桐朋学園大学卒業後ヴィオラに転向。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後ベルリン・フィルの契約団員となり、06年より読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。

桑田 歩(チェロ)

NHK交響楽団次席チェロ奏者。東京音大からウィーン市立音楽院に留学。帰国後、群馬交響楽団及び新星日本交響楽団(現東フィル)で首席を務める。N響チェロ奏者で結成したラ・クァルティーナのメンバー。2枚目のソロCD「メロディー」がリリースされている。

西山真二(コントラバス)

NHK交響楽団首席代行奏者。東京藝術大学卒。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。室内オーケストラARCUSや双子の兄(N響チェロ)とのDuo Twinsでも活躍中。

竹山 愛(フルート)

東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。第79回日本音楽コンクール第1位、第8回神戸国際フルートコン クール第3位など受賞歴多数。NHK FM名曲リサイタル、NHK FMリサイタル・ノヴァ、NHKららら♪クラシック、毎日ゾリステンリサイタルシリーズなどに出演。2011年「丸の内・街ブランド CD賞」受賞。洗足学園大学非常勤講師。

松本健司(クラリネット)

東京都立芸術高校、国立音楽大学を経て1997年にパリ国立高等音楽院クラリネット科を“レオン・ルブラン特別賞”を得て卒業。98年に同音楽院室内楽科を卒業。第6回日本木管コンクール、第4回日本クラリネットコンクール、第22回トゥーロン国際音楽コンクール等で上位入賞後、2002年にNHK交響楽団に入団。洗足学園音楽大学、東京音楽大学、上野学園大学、国立音楽大学において後進の指導にもあたっている。

植松 透(パーカッション)

NHK交響楽団首席ティンパニ奏者。国立音楽大学、同大学院にて打楽器を学ぶ。幼児と音楽の関わりを打楽器の視点から捉える研究も長年続けており、幼稚園や支援学校でのコンサート活動を全国で展開する。軽井沢国際音楽祭では「子供たちの音楽会」の中心的存在として活躍、またNHK音楽祭で初めての「こども音楽祭」をプロデュース、各方面から好評を博す。洗足学園音楽大学客員教授、国立音楽大学講師。

篠崎史門(パーカッション)

学習院高等科、上野学園大学卒業。桐朋学園大学研究科修了。現在フリーの打楽器奏者として、神奈川フィルハーモニー管弦楽団に客演首席ティンパニ奏者としての出演や、各地のオーケストラ、吹奏楽等の演奏会に出演。NHKTV番組『ららら♪クラシック』の収録や、CD等の録音録画にも多数参加。また、NHK大河ドラマ『八重の桜』の劇中の太鼓演奏を担当する等クラシック以外にも積極的に活動している。

山田武彦(ピアノ)

東京藝術大学作曲科卒業、同大学院作曲専攻修了。1993年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞を得て卒業。帰国後はピアニストとして、楽器や声種等を問わず多くの演奏家と共演、厚い信頼を得る。洗足学園音楽大学教授・ピアノコース統括責任者、ピアノ&作曲マスタークラス・チーフ。

浦壁信二(ピアノ)

1987年から渡仏、パリ国立高等音楽院に於いて和声・フーガ・伴奏科で1等賞。94年オルレアン20世紀音楽ピアノコンクールで優勝。2012~14年のCD「ラヴェルピアノ作品全集Ⅰ・Ⅱ」がレコード芸術誌に於いて特選、準特選を得るなど好評を博す。洗足学園音楽大学客員教授、ヤマハマスタークラス講師。

久世星佳(語り)

1983年、宝塚歌劇団入団。96年から97年4月までトップを務め、退団後は舞台を中心に活動している。2000年「OUT」(鈴木裕美演出)で第8回読売演劇大賞・優秀女優賞受賞。他、主な作品は、「春のめざめ」(串田和美演出)、「グリークス」(蜷川幸雄演出)、「橋からの眺め」(R.A.アッカーマン演出)、「欲望という名の電車」(鈴木勝秀演出)、「円生と志ん生」(鵜山仁演出)、ミュージカル「モーツァルト!」(小池修一郎演出)、「リチャード三世」(いのうえひでのり演出)、「今は亡きヘンリー・モス」(小川絵梨子演出)、「祈りと怪物」(ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出)、「9days Queen」(白井 晃演出)、「ブレス・オブ・ライフ」(蓬莱竜太演出)など、朗読劇を含め多数。今秋、日本・シンガポール・インドネシア 国際共同制作「三代目、りちゃあど」(作:野田秀樹、演出:オン・ケンセン)に出演する。(9月シンガポール、11/26~12/4東京藝術劇場シアターウエスト他)

田尾下 哲(演出)

1972年兵庫生まれ、横浜育ち。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。ドイツ人演出家ミヒャエル・ハンペに西洋演劇、演出を学ぶ。2000年から演出家として活動。03年から09年まで新国立劇場に所属し、オペラ・チーフ演出スタッフを務めた。近年の演出作は、神奈川県民ホール『金閣寺』、あいちトリエンナーレ『蝶々夫人』、ホリプロ『天才執事ジーヴス』、平 幹二朗主演『王女メディア』、自作『プライヴェート・リハーサル』/『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』、『ダンガンロンパ THE STAGE 2016』など。今後もオペラ、ミュージカル、芝居の演出が控えている。

長屋晃一(台本)

國學院大學文学部史学科を卒業した後、慶應義塾大学大学院文学研究科にて音楽学を学ぶ。19世紀イタリアの舞台上演を研究しており、ヴェルディに関する論文を発表している。大学院在学中より、演出家・田尾下 哲とオペラ《ハーメルンの笛吹き男》(一柳 慧作曲、2012年初演)を共同執筆したほか、ドラマトゥルグ、字幕等でも活動している。また、ディケンズの『クリスマス・キャロル』を狂言と音楽によってコラボレーションさせた音楽狂言《寿来爺》(2015年)、謡曲を現代劇にした『砧』(2016年)など、ジャンルを超えた舞台の創作にも力を発揮している。