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Concert  コンサート情報

ヴィルデ・フラング

2016年517日(火) 19:00開演

全席指定 6,000

公演終了
2016年2月27日(土)

ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)
ミハイル・リフィッツ(ピアノ)

世界の音楽界に羽ばたいている北欧のヴィルデ・フラングが、王子ホールに初登場。10歳の時、地元ノルウェーでオーケストラ・デビューして以来ヤンソンスに招かれ、その後瞬く間に世界中から注目されるようになったこの若く美しいヴァイオリニストは、盤石な技巧と圧倒的な表現力で聴衆を感動の世界へ導きます。当夜のプログラムは、いずれも陰影深い感情表現が求められるロマン派から現代の名曲揃い。彼女の魅力が遺憾なく発揮されることでしょう。
プログラム

メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調  Op.159,D934

********** 休憩 **********

ルトスワスキ:パルティータ
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18

プロフィール

ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)

1986年ノルウェー生まれ。12歳でマリス・ヤンソンス指揮のオスロ・フィルにデビュー。コーリャ・ブラッハー、アナ・チュマチェンコに師事。ボルレッティ=ブイトーニ基金から奨学金を得、内田光子からも音楽的サポートを受けたほか、アンネ=ゾフィー・ムター財団の奨学金も受けた。2012年には全会一致でクレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞、ルツェルン音楽祭でベルナルト・ハイティンク指揮ウィーン・フィルとの共演につながった。最近のハイライトは、フィルハーモニア管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、オランダ放送フィル、オスロ・フィル、マーラー・チェンバー管、パリ管、バイエルン放送響、NHK響などとの共演があげられる。15/16年シーズンにはフランス放送フィル、ベルギー国立管、シュトゥットガルト放送響、ベルリン・ドイツ響、ハンブルク北ドイツ放送響などへのデビューも予定されている。さらに16年5月にはサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルにもデビューが決定している。室内楽奏者としても熱心に活動しており、ザルツブルク、ヴェルビエ、ルツェルン、BBCプロムス、ラインガウ、ロッケンハウス、エネスコ、プラハの春などの音楽祭にも定期的に登場、16年のメクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭ではアーティスト・イン・レジデンスも務める。共演アーティストには、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメット、ローレンス・パワー、ニコラ・アルトシュテット、スティーヴン・イッサーリス、トルルス・モルク、レイフ・オヴェ・アンスネス、マルタ・アルゲリッチ、エベーヌ四重奏団などがあげられる。リサイタルのパートナーであるミハイル・リフィッツとは世界中にツアーしており、コンセルトヘボウ、ムジークフェライン、フィルハーモニー・ベルリン、ウィグモアホール、ロイヤルアルバートホール、チューリッヒ・トーンハレ、パレ・デ・ボザールなどを訪れており、16年3月にはカーネギーホールにデビューする。ワーナー・クラシックの専属アーティストであり数々の栄誉ある受賞を果たしている。

(c)Felix Broede

ミハイル・リフィッツ(ピアノ)

1982年ウズベキスタンのタシュケント生まれ。5歳でピアノを始め、13歳でラフマニノフの協奏曲第2番を演奏し、注目を集めた。その後、ハノーファー音楽演劇大学でカール・ハインツ・ケマリングに、イモラ国際ピアノアカデミーでボリス・ペトルシャンスキーに師事した。2009年ブゾーニ国際ピアノコンクール優勝。これまでニューヨークのカーネギーホール、リンカーンセンター、ロンドンのウィグモアホール、パリのルーヴル、フィルハーモニー・ベルリン、チューリッヒのトーンハレ、ミュンヘンのヘラクレスザールなどに招かれリサイタルを、ラインガウ、ルール、ヴェルビエ、BBCプロムスなどの音楽祭にも定期的に登場している。またベルリン・ドイツ響、ハーグ・レジデンティ管、トリエステ歌劇場管、モスクワ・ソロイスツなどのオーケストラ、室内楽ではヴィルデ・フラング、ニコラ・アルトシュテット、スティーヴン・イッサーリス、セルゲイ・クリロフ、ニルス・メンケマイヤーらと共演を重ねている。近年のハイライトは、ザルツブルク音楽祭、キッシンゲンの夏音楽祭、シェーズ・デュー音楽祭への出演、ミュンヘン響、ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィル、ミュンヘン室内管、カルロ・フェリーチェ劇場管、カリアリ・リリコ劇場管などとの共演、さらにヴィルデ・フラングとはロンドン、ハンブルク、ミラノ、チューリッヒ、ブリュッセル、東京などへのツアーも予定。ヴィルデ・フラングとの共演ディスクは、グラモフォン賞にノミネートされ、ディアパゾンドール、エコークラシックなどを受賞。11年デッカ・クラシックと契約、12年にモーツァルト作品集をリリース、最新盤は15年リリースのシューベルトのピアノ・ソナタ集。