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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #106
鈴木大介 映画と音楽2
~映画のパリ~

2016年210日(水) 13:30開演

全席指定 2,800 

完売
2015年10月31日(土)

鈴木大介(ギター)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第106回。新世代のギタリストとして常に革新的に活動を続けている鈴木大介のシリーズ。自身、映画音楽をカバーしたアルバムを7作品リリースしているほどのシネマディクトが毎回腕によりをかけて語って奏でる素晴らしい映画音楽の世界、第2回はまさに映画の舞台そのもの、芸術の都パリをテーマにした映画から。

プログラム

レイ:男と女
マンシーニ:シャレード
ラヴェル/ディアンス編:亡き王女のためのパヴァーヌ~キングス&クイーン
グリエルミ:ばら色の人生~麗しのサブリナ
ガーシュウィン:ス・ワンダフル~パリの恋人
レンベル:ビストロ・ファダ~ミッドナイト・イン・パリ
ピアフ&モノ/ディアンス編:愛の讃歌~エディット・ピアフ 愛の讃歌
モンク/ディアンス編:ラウンド・ミッドナイト~ラウンド・ミッドナイト
マルシッチ:魅惑のワルツ~昼下がりの情事
ポーター:ビギン・ザ・ビギン~五線譜のラヴレター
ピアソラ:リベルタンゴ~フランティック

プロフィール

鈴木大介(ギター)

横浜生まれ。ギターを市村員章、福田進一、尾尻雅弘に、作曲を川上哲夫、中島良史に師事。ほかに、ザルツブルク・ モーツァルテウム音楽院においてエリオット・フィスク、ホアキン・クレルチの両氏に師事。作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。 2004年~06年まで8回にわたり、20世紀に生まれたギター音楽を毎回異なる視点でアプローチする演奏会 「ギター・エラボレーション」を白寿ホールで開催。05年には、ベルリン・パリ・東京にて、武満 徹の舞台「マイ・ウェイ・ オブ・ライフ」でケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と共演。同年タイ国際ギター・フェスティバルにも出演し、06年、再び招かれた。08年、ワシントンのケネディセンターにて開催されたジャパン・フェスティバルでの「A Tribute to Toru Takemitsu」に渡辺香津美、coba、八尋トモヒロと共に出演。10年 にも、同メンバーでカーネギーホールおよびオレンジ・カウンティー・パフォーミング・アーツ・センター(カリフォルニア)にて再演、いずれも 大好評を博した。内外の演奏家からの信頼も厚く、これまでに、クロード・ボリング、マーティン・テイラー、渡辺香津美、荘村清志、ブランドン・ ロス、古部賢一、須川展也、天羽明惠、荒川 洋らと共演を重ねている。また、小澤征爾が中心となって行われるサイトウ・キネン・フェスティバル松本には、ゲスト・プレイヤーおよびオーケストラ・メンバーとして、1997年以降頻繁に招かれている。07年にはジャズギタリストの鬼怒無月とのユニット「The DUO」を結成。各方面から高い評価を得ている。現代音楽の初演も多く、武満 徹作曲「森のなかで」「スペクトラル・カンティクル」の世界初録音を始め、これまで、池辺晋一郎、猿谷紀郎、西村 朗、伊佐治 直、林 光ら、多くの作曲家による新作を初演している。アンサンブルとコンチェルトの膨大なレパートリーでの、明晰な解釈力と洗練された技術は、多方面からの評価を確立し、難度の高いプロジェクトにおけるファースト・コール・ギタリストの位置を維持している。美術館でのコンサートも数多く行っており、特に都立現代美術館での「田中一光展」(03年)、国立新美術館での「オルセー美術館展」(10年)、ブリヂストン美術館での「ドビュッシー、音楽と美術展」(12年)では、展示作品のテーマに即したプログラムをプロデュースし、大きな話題となった。斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、「カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~」は05年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。06年には武満 徹の没後10年を記念し、映画音楽集「夢の引用」をリリース。07年、08年にリリースした「キネマ楽園」「キネマ楽園Ⅱ/夜の太陽」は、ギター・ソロによる映画音楽のカバーで大ヒットとなった。以降13年までに同シリーズを全6作品リリースしている。また12年には、ピアソラ没後20年となる年に、世界でも例を見ない、多重録音による「タンゴ組曲」を収録した「アディオス・ノニーノ~アストル・ピアソラ作品集」をリリース。14年には「伊福部昭を弾く/鈴木大介」をリリースし、各方面から絶賛された。これまでにNHK-FM「クラシック・リクエスト」(99年~01年)、「気ままにクラシック」(02年~08年3月)のパーソナリティーも務めた。第10回出光音楽賞、平成17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。

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