ojihall


Concert  コンサート情報

G-Lounge#22
ラヤトン

2015年1119日(木) 19:00開演

全席指定 6,000

完売
2015年6月27日(土)

(c)Ville Paul Paasimaa

ラヤトン(アカペラ)
 エッシ・グローエンベルグ(ソプラノ)
 ヴィルピ・モスカリ(ソプラノ)
 サイマ・ヒョエッキ(アルト)
 ハンヌ・レポラ(テナー)
 アーティ・パウヌ(バリトン)
 ユッシ・キューデニウス(バス)

※当初来日予定だったソイラ・サリオラ(アルト)が体調不良により渡航不可となりました。代役として2013年の日本ツアーにも参加したサイマ・ヒョエッキが出演します。

フィンランド語で「無限の」「際限ない」という意味を持つラヤトン/RAJATONは、その名のとおりフィンランドの伝承歌やクラシック、ポップスまで無限の可能性を持ち、本国で8つのゴールド・レコードを獲得しているフィンランド史上最高のアカペラ・グループです。数多のアルバムの中には、スウェーデンが生んだ世界的ヴォーカル・グループABBAの往年のヒット・ソング集のカバーをラハティ交響楽団との共演でリリースしたものもあり、爆発的ヒットを生んでいます。シベリウス生誕150年の記念イヤーに王子ホール初登場のラヤトン。名門シベリウス・アカデミー出身の彼らの無限の音楽の魅力に浸って頂く一夜です。

プログラム

フィンランド叙事詩「カレワラ」に基づく:ヴァイナミョイネンの船旅
オーストリア民謡:茨の森をさまようマリア
フランス民謡:牡牛の谷の干草の中で
シベリウス:フィンランディア賛歌
シベリウス:わが心の歌
他予定

********** 休憩 **********

オリジナル作品:ドビンの花咲く谷間
       :蝶々
ビートルズ:レディ・マドンナ
ABBA:フェルナンド
他予定

プロフィール

ラヤトン(アカペラ)

フィンランドの伝統文化やポップスの系譜に育まれた、世界屈指のアカペラグループ。1997年、名門音楽大学「シベリウス・アカデミー」などで学んだ男女6人で結成した。民間伝承曲、フィンランド叙事詩「カレヴァラ」の英雄をモチーフにした曲のほか、フィンランド出身の作曲家シベリウスの作品や教会音楽、ジャズなど、幅広いジャンルの楽曲を歌う。北欧を代表するグループ「ABBA(アバ)」のヒット曲をカバーした2006年発表のアルバム「ラヤトン・シングス・アバ」がチャート1位を記録し、その人気を不動のものにした。グループ名の「ラヤトン」は「無限の」「限界のない」という意味。それぞれが、幼少期から学校や合唱団などで、さまざまな音楽に触れ、バイオリンやピアノ、ギターなど、楽器にも親しんできた。その後、音楽学校に進み、音楽教師になるための専門教育を受けたり、オペラ歌手を目指してレッスンを積んだり、ロックバンドで活躍したりして、各自がキャリアを重ねた。ラヤトンの音楽性の高さやレパートリーの幅広さは、メンバーが音楽経験を持ち寄ることで成り立っている。フィンランド国内では「クラシック音楽とポピュラー音楽の間に橋渡しをした『才能あふれるポップスグループ』」と高い評価を受ける。これまでに14枚のアルバムをリリースしている。最新作は、14年春に行ったコンサートの模様を収録したアルバム「Kaksi astetta」(「2℃」という意味)。デビューから現在までに、CDの売り上げ枚数に応じて認定される「ダブルプラチナ」を1度、「プラチナ」を3度、「ゴールド」を8度、フィンランド国内で授賞している。全世界でのCDセールスは40万枚近くに及ぶ。コンサートやフェスティバル出演などで、世界各地を飛び回り、毎年100ヶ所以上でパフォーマンスを披露する。最近は、フィンランドや欧米各国のオーケストラと組んで、アバやビートルズのヒット曲などを取り上げるコンサートを展開。14年10月には、米・ニューヨークのカーネギーホールで、ポピュラー音楽専門の実力派オーケストラ「ザ・ニュー・ヨーク・ポップス」と共演し、「驚くほど革新的だった」(ニュー・ヨーク・アーツ・レビュー)と好評を博す。過去の来日は3回。03年の東京公演に続いて、05年にフィンランド代表の音楽家として国際博覧会「愛知万博」に参加した。13年には、兵庫、静岡、東京を巡るコンサートツアーを敢行。今年、2年ぶりの来日。