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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #75
平井千絵 “ぴあのの部屋” Vol.5

2013年710日(水) 13:30開演

全席指定 2,500

完売
2013年2月23日(土)

(c)Hideyuki IGARASHI

平井千絵(フォルテピアノ)
鈴木大介(ギター)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第75回。オランダと日本を中心に活躍するフォルテピアニスト、平井千絵によるシリーズ、“ぴあのの部屋”の5回目。ギタリストの鈴木大介をゲストに迎えます。一時は人気を二分するほどだったフォルテピアノとギターとの共演で、愛らしくも情熱的、ドラマティックなデュオをお聴きいただきます。

プログラム

ジュリアーニ:ロンド Op.68<デュオ>
ディアベッリ:華麗なる大ソナタ Op.102より<デュオ>
ウェーバー:ギターとピアノのための ディベルティメント Op.38より<デュオ>
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 Kv332より<ピアノ・ソロ>
シューベルト:楽興の時 第3番 Op.94-3 D780/3つのピアノ小品 D 946より<ピアノ・ソロ>
シューベルト/メルツ編曲:歌曲集「白鳥の歌」D.957より 第4曲 セレナード<ギター・ソロ>
シューベルト/平井千絵編曲:楽に寄す Op.88-4 D547<デュオ>

プロフィール

(c)Hideyuki IGARASHI

平井千絵(フォルテピアノ)

温かみのある音色で注目されているフォルテピアノを演奏し、多くの作品に命を吹き込んでいる平井千絵は、桐朋学園大学卒業後、故小島芳子に、オランダのデン・ハーグ王立音楽院古楽器科でスタンリー・ホッホランドに師事。国内外でのコンサートや音楽祭への出演、ソロ・コンサートなど、幅広い活動を行っている。日本国内においては鈴木秀美(チェロ)とのデュオや室内楽演奏で脚光を浴び、フォルテピアノについてのわかりやすい紹介トークを交えたソロ・コンサートも好評。2011年4月から王子ホールで『ぴあのの部屋』シリーズがスタートし、女性作曲家による作品をプログラムに並べるなど、新鮮な視点で古典派時代の音楽を紹介している。CD録音では、鈴木秀美との『メンデルスゾーン作品集』『ショパン作品集』(以上ソニー=BMG)が、音楽専門誌などで注目された。その後も唐澤まゆこ(ソプラノ)との『アート・オブ・マリー・アントワネット』(フォンテック)、初のソロCDであるショパンとグリンカの作品集『1840』(アクースティカ)をリリースしている。モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音が進行中であり(フォンテック)、2012年5月に第1弾をリリース。神奈川県出身。


鈴木大介(ギター)

作曲家の武満 徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。2005年には、ベルリン・パリ・東京にて、武満 徹の舞台「マイ・ウェイ・オブ・ライフ」でケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と共演。同年タイ国際ギター・フェスティバルにも出演し、06年、再び招かれた。08年、ワシントンのケネディセンターにて開催されたジャパン・フェスティバルでの「A Tribute to Toru Takemitsu」に渡辺香津美、coba、八尋トモヒロと共に出演。10年にも、同メンバーでカーネギーホールおよびオレンジ・カウンティー・パフォーミング・アーツ・センター(カリフォルニア)にて再演、いずれも大好評を博した。内外の演奏家からの信頼も厚く、これまでに、クロード・ボリング、マーティン・テイラー、渡辺香津美、荘村清志、ブランドン・ロス、古部賢一、須川展也、天羽明惠らと共演を重ねている。また、小澤征爾が中心となって行われるサイトウ・キネン・フェスティバル松本には、ゲスト・プレイヤーおよびオーケストラ・メンバーとして、1997年以降頻繁に招かれている。07年にはジャズギタリストの鬼怒無月とのユニット「The DUO」を結成。各方面から高い評価を得ている。現代音楽の初演や、アンサンブルとコンチェルトの膨大なレパートリーでの、明晰な解釈力と洗練された技術は、多方面からの評価を確立し、難度の高いプロジェクトにおけるファースト・コール・ギタリストの位置を維持している。また、斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、「カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~」は05年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。06年には武満徹の没後10年を記念し、映画音楽集「夢の引用」をリリース。07年、08年にリリースした「キネマ楽園」、「キネマ楽園Ⅱ/夜の太陽」は、ギター・ソロによる映画音楽のカバーで大ヒットとなった。以降11年までに同シリーズを全4作品リリースしている。第10回出光音楽賞、平成17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。横浜生まれ。ギターを市村員章、福田進一、尾尻雅弘に、作曲を川上哲夫、中島良史に師事。ほかに、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院においてエリオット・フィスク、ホアキン・クレルチに師事。

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