銀座ぶらっとコンサート #63
宮田 大 “大ism” Vol.3
~チェロ×チェロ~
2012年7月3日(火) 13:30開演
全席指定 2,500円
宮田 大(チェロ) 協賛:株式会社ヨックモック |
平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第63回。早くから頭角を現し数々の国際コンクールを制覇しながら、時流に流されず、風向きを自分で定めてしっかりと歩き始めたチェロ界の若手ホープ、宮田 大。シリーズ“大ism”の第3回は、同世代の腕利きチェリスト辻本 玲をゲストに迎え、2台チェロのための曲を鮮やかに捌いてくれることでしょう。
ポッパー:2本のチェロのための組曲 Op.16
クープラン:2本のチェロのための組曲
宮田 大(チェロ) 1986年宇都宮市に生まれる。3歳よりチェロを始め、9歳から出場するすべてのコンクールに第1位入賞を果たし、09年、チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰と言われる第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初の優勝という快挙を成し遂げる。桐朋学園音楽部門特待生を受け、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。09年ジュネーブ音楽院卒業。これまでにチェロを宮田 豊、倉田澄子に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、リチャード・ヤング、ガボール・タカーチ=ナジの各氏に師事する。現在はクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソンに師事している。16歳の時に小澤征爾指揮で協奏曲を演奏した後、サイトウ・キネン・オーケストラに積極的に参加する。現在は、ドレスデン音楽祭、ボン・ベートーヴェンフェスティヴァルほか海外の音楽祭から招かれ国内外でソリストとしての活動を活発に行っている。ファーストCD「Dai First」を11年12月にN&Fよりリリース。 オフィシャルサイト http://www.daimiyata.com/ |
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(c)Yuji Hori |
辻本 玲(チェロ) 1982年生まれ。7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京芸術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。07年度青山音楽賞新人賞受賞。06年、07年、ヴァイオリニスト五嶋みどりが主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、08年1月よりシベリウスアカデミー(フィンランド)に留学し卒業。10年1月よりベルン芸術大学(スイス)に留学中。09年7月、サントリーホールにおいてチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」を演奏(秋山和慶指揮/東京交響楽団)。8月、Rendontres de Violoncelle de Belaye 2009(フランス)に招待された。12月、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。(その模様はNHK-BSにてドキュメンタリー番組「チェロ・エスプレッシーボ!~国際コンクールに懸ける青春~」としてオンエアされた。)10年、8月、Fondazione Accademia Musicale Chigianaにおいて、アントニオ・メネセス、サルヴァトーレ・アッカルド等と共演。11月NHK-FM「気ままにクラシック」にゲスト出演。11年3月から京都コンサートホールを皮切りに札幌コンサートホールkitara、名古屋宗次ホール、兵庫県立芸術文化センター、東京サントリーホールでリサイタル・ツアーを実施。7月にアルカス佐世保のレジデンス・カルテットの一員として活動開始、また8月にはサイトウ・キネン・オーケストラにも参加するなど、久々の実力派として注目を集め、今後の活躍が期待される若手チェリストである。これまでに、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、関西フィルハ−モニ−管弦楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村 昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスに師事。 オフィシャルサイト http://rei-tsujimoto.com |