ojihall


Concert  コンサート情報

グザヴィエ・ドゥ・メストレ20th
“ヴェニスの謝肉祭”

2012年528日(月) 19:00開演

全席指定 6,500

完売
2011年11月26日(土) 10:00発売


(c)MarcoBorggreve

グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)

ウィーン・フィルを飛び出したハープ界の貴公子は、今やハープという楽器の概念を大きく変える革新者として世界を飛び回っています。男性的な力強さと繊細さでオーケストラのコントラバスからソロのリュートやマンドリンまで多彩な音色を奏でるハープと一体となった美しい立ち姿も王子ホールですっかりお馴染みになりました。今回は『ヴェニスの謝肉祭』と題し、様々な舟歌を聴かせてくれます。

プログラム

ヘンデル:ハープ協奏曲 変ロ長調 Op.4-6
ペシェッティ:ソナタ ハ短調
メンデルスゾーン:舟歌 ト短調 Op.30-6(1835)
パリシュ=アルヴァース:大幻想曲 「マンドリン」 Op.84

********** 休憩 **********

マルチェッロ:オーボエ協奏曲(ハープ版) ニ短調
ヴィヴァルディ:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 KV299
ゴドフロワ:ヴェニスの謝肉祭 Op.184

※アーティストの希望により上記の通り変更となりました。

プロフィール

(c)MarcoBorggreve

グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)

1973年フランスのトゥーロン生まれ。9歳から地元のコンセルヴァトワールでハープを学ぶ。その後、パリでジャクリーヌ・ボローとカテリーヌ・ミシェルに師事。並行してパリにて政治学を学び、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にて政治、経済も学ぶ。16歳の時に、パリ・ハープ・コンクールで優勝、その後もカーディフ(英国)、ミュンヘン、ウィーン、エルサエレムでの主要な国際コンクールでも数々の賞を受賞。96年バイエルン放送交響楽団にソロ・ハーピストとして入団、98年、世界で最も権威のあるUSA国際ハープ・コンクール(ブルーミントン)で優勝と同時に2つの演奏賞を受賞。その翌年、25歳という若さで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ハーピストに就任、2002年5月にはアンドレ・プレヴィンの指揮でウィーン・フィル史上、ハーピストとして初めてハープ協奏曲を演奏した。ソリストとしての活動も活発で、アンドレ・プレヴィン、ハインリヒ・シフ、アルミン・ジョルダン、アレクサンダー・ラザレフ、ワルター・ウェラー、ギルバート・ヴァルガ、ジョセフ・ポンス、ベルトランド・ドゥ・ビリー、フィリップ・ジョルダン、アントニ・ロス=マルバ、テオドール・グシュルバウアー等著名な指揮者のもと、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、チェコ放送響、バイエルン放送響、KBS交響楽団(ソウル)、ボルドー交響楽団、スペイン国立交響楽団、NHK交響楽団等数多くの一流オーケストラと共演。また、シュレスヴィッヒ・ホルスタイン音楽祭、ザルツブルク音楽祭、シューベルティアーデ、ラインガウ音楽祭、ウィーン芸術週間、ウィーン復活祭音楽祭、ブタペストの春音楽祭、シュティリアルテ音楽祭、ヴェルビェ音楽祭、ヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭を含む世界各地の主要な音楽祭に招かれ、キャスリーン・バトル、ディアナ・ダムラウ、インゴルフ・ターバン、ボー・スコウフス、バーバラ・ボニー等のアーティストと共演するほか、ピーター・シモニシェック、ミゲル・ヘルツ・ケストラネク、アンドレア・ジョナサン等の俳優とも共演。09~10年には、ソリストとして、ダニエル・ガッティ指揮のウィーン・フィルツアー(アムステルダム、ケルン、ウィーン)、リッカルド・ムーティ指揮のフランス国立管弦楽団との演奏会(テアトル・デ・シャンゼリゼ)に客演。デュオ活動は、ディアナ・ダムラウとの共演(バーデン=バーデン・フェストシュピールハウス、ミラノ・スカラ座、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭)、ならびにボー・スコウフスとの共演(ドレスデン・ゼンパーオペラ、デュッセルドルフ・トーンハレ、ウィーン楽友協会ホール)した。そしてリサイタルは、ロンドン・ウィグモアホール、ハンブルク・ムジークハレ、パリ・オペラ・コミックなどで開催。日本には09年6月~7月、ウィーン・ゴールデン・ハープ・トリオ(フルート:ヴォルフガング・シュルツ、チェロ:フランツ・バルトロメイ)とPMF音楽祭、ハンヌ・リントゥ指揮兵庫PACオーケストラ定期演奏会での来日、10年にはドゥ・ビリー指揮ウィーン放送響のソリストとして来日した。これまでの録音はハルモニア・ムンディ、オブリガット、クラヴェスからリリースされている。08年よりSony-BMG Internationalで専属的に録音を始めた。「エトワールの夜」(ソニー・ミュージック)では、世界的にも大きな成功をおさめ、エコー・クラシック・アワード09の「演奏家賞」を受賞。01年、ハンブルク音楽大学教授に就任。ジュリアード音楽院(ニューヨーク)、桐朋音楽大学、上海音楽院、トリニティ音楽院(ロンドン)で定期的にマスタークラスを行っている。

オフィシャルHP  http://www.xavierdemaistre.com/