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Concert  コンサート情報

レ・ヴァン・フランセ20th

2012年417日(火) 19:00開演

全席指定 9,000

完売
2011年11月26日(土) 10:00発売


(c)青柳 聡

エマニュエル・パユ(フルート)
ポール・メイエ(クラリネット)
フランソワ・ルルー(オーボエ)
ラドヴァン・ヴラトコヴィッチ(ホルン)
ジルベール・オダン(バソン)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

フランスが生んだ世界最強の管楽アンサンブル、3年ぶりの日本公演。まさにオールスター・チーム。長い伝統によって優れた管楽器奏者を輩出してきたフランスが生んだレ・ヴァン・フランセ。フランスならではの洗練された響きと色彩感豊かな音色を持ち、驚異的なテクニックで完璧な演奏を披露します。

プログラム

ラヴェル:クープランの墓
ツェムリンスキー:ユモレスク(ロンド)
タファネル:木管五重奏曲
シャンドール・ヴェレシュ:オーボエ、クラリネット、バソンのためのソナチネ
バーバー:夏の音楽
プーランク:六重奏曲 

プロフィール

レ・ヴァン・フランセ

エマニュエル・パユ、フランソワ・ルルー、ポール・メイエを始めとして木管楽器のスーパースター達が結成した夢のアンサンブル。2002年3月、アンサンブルとしての初来日時にはNHKテレビでもその演奏会の模様が放映され、予想をはるかに超えるあまりの完璧な演奏は聴衆に衝撃を与えた。フランスのエスプリを受け継ぐ木管アンサンブルとして演奏される機会の少ない名曲の紹介、最高の奏者で最高の演奏を心がけ、合奏でも個人の輝きを見せるというフランスの伝統を重んじている。レパートリーによってメンバーや編成も変わる。メンバーが参加し1999年に発売されたプーランクの室内楽全集のCDは第37回「レコード・アカデミー大賞」を受賞。以来BMGやEMIよりトリオや動物の謝肉祭のCDが発売され話題をよんでいる。今回もベスト・メンバーで待望の5度目の来日。

エマニュエル・パユ(フルート)

人気と実力の双方を兼ね備えたフルート界のスーパー・スター。1970年ジュネーヴ生まれ。ブリュネル、グラーフ、デボスト、マリオン、ラルデ、アルトー、ニコレに学ぶ。89年神戸、92年ジュネーヴの両国際コンクールで優勝。93年ベルリン・フィルに、23歳という異例の若さで首席奏者入団。以来ソリストとしても世界各地で活躍し、EMI専属アーティストとしてコンスタントにCDを発売。深い音楽性と、自然で色彩感豊かな音色が絶賛を博している。

ポール・メイエ(クラリネット)

名実共に現在世界のトップに立つクラリネット奏者。1965年アルザス生まれ。13歳でソリストとしてデビュー。19歳でカーネギーホールにデビュー。85年にトゥーロン国際コンクール優勝。ニューヨークではベニー・グッドマンと親交を深め、以来世界有数のソロ・クラリネット奏者として世界中で活躍。完璧な技術と品の有る豊かな音色で天才クラリネット奏者としてべリオ、ペンデレツキ他数多くの作曲家達から曲を捧げられ初演も多い。近年では指揮者としても活躍。デンオン、ドイツ・グラモフォン、BGMファンハウス他多数のレーベルより数多くのCDが発売されている。

フランソワ・ルルー(オーボエ)

繊細で優美な音色と信じ難いテクニックで、オーボエ界のスターとして活躍。1991年にミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、一躍国際的注目を集める。その他トゥーロン国際コンクールでも1位を受賞。18歳でパリ・オペラ座オーケストラの第1オーボエ奏者となり、21歳でバイエルン放響の首席オーボエ奏者に抜擢され、現在はソリストとして世界各地で活躍。ムローヴァ・アンサンブルのメンバー、パリ・バスティーユ八重奏団の創立メンバーとしても活躍。

ラドヴァン・ヴラトコヴィッチ(ホルン)

世界を代表するホルン奏者。1962年ザグレブ生まれ。82年20歳でベルリン・ドイツ交響の首席奏者に就任。83年難関ミュンヘン国際ARDコンクールでホルン部門14年振りの1位を獲得。84年、ザルツブルク音楽祭にデビュー。以来、世界中でソリスト・室内楽奏者として活躍。92年から98年までシュトゥットガルト州立音楽芸術大学でホルンの教授を務めた後、98年よりザルツブルク・モーツァルテウムにてホルンの教授を務めている。2000年よりスロヴェニアの室内楽の音楽祭“セプテンバー・フェスティバル”の芸術監督に就任。ロンドンのPaxman Model 20を使用。

ジルベール・オダン(バソン)

フランス式バスーン(バソン)の第一人者。1956年生まれ。73年パリ高等音楽院に入学し、バスーンをモーリス・アラールに、室内楽をクリスティアン・ラルデに学ぶ。同音楽院にてバスーンで1等賞、76年室内楽で1等賞を得る。74年ジュネーヴ国際コンクールで第2位(1位なし)、75年ミュンヘン国際ARD音楽コンクール第3位を受賞した後、80年ジュネーヴ国際コンクール、82年トゥーロン国際コンクールの両コンクールで第1位を受賞。現在、パリ・オペラ座管弦楽団首席奏者。フランス国立パリ高等音楽院教授。

エリック・ル・サージュ(ピアノ)

1964年南仏エクサン・プロヴァンス生まれ。パリ高等音楽院を経て、ロンドンでマリア・クーシオに師事。85年ポルト国際コンクール第1位、89年ロベルト・シューマン国際コンクール第1位、同年のリーズ国際コンクール第3位等数々の賞を受賞。ソリストとして活躍する他、メイエやパユの最高のパートナーとして世界各地で共演。BMGやファンハウス及び、アルファ・レーベルよりソロのCDが発売されている。メイエ、パユとサロン・ド・プロヴァンス音楽祭を主宰。古典から現代まで作品の核心に触れる深い解釈とフレンチ・ピアニズムを継承する演奏で高い評価を受けている。